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コンセプト設計の決め方

何かを伝えるときの大基本!
コンセプトの決め方

誰かに強い想いを伝えるには

誰かに何かを伝えたい!
そんな想いを持つときありますよね!

例えば、
自分がAの道に行ったら工事中🏗️だった。だからBの道に戻った。

そんなことがあったとしましょう。

すると、A方向に行こうとしている人がいます。

その時にあなたは何を想いますか?

Aの道は結局引き戻らないとダメだからBの道に行ってください。と言いたくないですか?

そして、当然A方向に行こうとしている人は、
それを教えてもらえると
教えてくれてありがとう!となりますよね。

これは需要(A方向がどんな道が知りたい)と
供給(A方向がダメだと教えたい)が合致したから感謝されますよね。

では、A方向に向かおうとしている人が
工事現場前のコンビニに行きたい方だとどうだろうか。

どれだけ親切に教えても、ありがとうございます。とは言われるが、
(いや、コンビニ行きたかっただけなんやけどなー)
とグササーとは刺さりません。

需要と供給が合致しませんでした。

そう。この需要と供給がコンセプトの決め方に重要な考え方となります!

コンセプトの決め方

コンセプト

コンセプトを決めることは
結論!

あなた
あなた
ブログを読んでためになった!
みさき
みさき
ブログを読んでくださる方の子育て×仕事の解決策を伝えていきたい!一つの光となりたい!

これを目指すために考えます。

私のコンセプトを例に話をさせてください。

私のコンセプトは
「社会復帰はしたい!でもパートは嫌だ。
1年後に在宅で月収30万円を目指すママ」

です。

このコンセプトを聞いて、
刺さる人と刺さらない人がいるのです。

一般論として、30歳の独身男性の方は
・子育てをしていない
・どこで働くかをそれほど重要視する環境ではない
・キャリアを諦めないといけない環境ではない

私のコンセプトは30歳の独身男性の方には全く刺さらなそうですね。

私はこのコンセプトを決めるまでにとても時間がかかりました。
なぜなら、私が伝えたい人に何が刺さるかを0から考えるからです。

なのでまずは一人の人にこのブログは価値がある!と
思ってもらうために一人の人物像を描きます。

何歳でどこ住みか、子どもはいる?
どんな性格?悩んでいることは何?

などと細かく設定すればするほど解像度が高くなります。

解像度が高いとは、
✅相手に伝わりやすく、誤解が減る
✅ 具体的なエピソードやデータを入れて誰に伝えても同じ捉え方をする
✅ 行動や改善につながりやすい

そして、このコンセプトにたどり着くまで
以下の段階を踏みました。

ペルソナ

先程、一人の人に価値がある!と思ってもらうために一人の人物像を描きます。

と言いましたがこれがまさしくペルソナと言います。

ペルソナとは、一人の架空の人物を設定すること。です。

私のコンセプトを例に簡単に言うと、
「社会復帰はしたいけどパートは嫌で、1年後に在宅ワークで月収30万円を得たいママ」

この人がどんな人かをもーっと深く想像していきます。

以下二つ29歳の子育てママをピックアップしてみました。
ざっとでいいので、見比べてみてください。

【ペルソナ例1】

年齢 29歳
性別 女性
年収 0円 夫の年収600万円
仕事 専業主婦
貯金 100万円
結婚 既婚
子供 3歳・1歳
住んでる場所 大阪市・家を購入するも毎月の支払12万円に追われている4人家族暮らし
趣味 ドラマ鑑賞・自己啓発系の映画・投資・インスタグラム・セルフネイル・セール
性格 性格は楽観的で超ズボラ、まーいっか。で現状維持になってしまうタイプ。誰かがやっていたら人に流されやすくやってみるタイプ。笑うの大好き。
保育士のときにメンタルが鍛えられ、メンタルは強い方。「ズボラで楽観的」な一方で、「行動を継続できる仕組みがあれば流されやすい性格を武器にできる」タイプ。
大きな悩み 大きな悩みは家の支払い。教育費。節約したくない。外でパートなどでは働きたくない。社会復帰はしたい。ママ友とのランチ会が嫌。自分にとっても誰かにとっても有益なことをしたい。
旦那の収入で食べてはいけるが自由に使えるお金が少ない。旦那には専業主婦でいいと言われているが社会復帰はしたい。
理想の未来 理想の未来はお家でお仕事ができる、人間関係に苦しまず、好きな場所好きな時間で月収30万円稼ぎたい。自由なお金が増えて、自分にも家族にも還元できる。誰かの役に立てる。

【ペルソナ例2】

年齢 29歳
性別 女性
年収 0円(夫の年収1000万円)
仕事 専業主婦
貯金 500万円
結婚 既婚
子供 12歳の息子(私立中学在学)
住んでる場所 東京都(タワーマンションまたは高級住宅街)
趣味 ファッション・ブランド品、投資・資産運用、SNS運用、自己啓発、美容・エステ
性格 楽観的、高級志向、フットワーク軽い、影響を受けやすい
大きな悩み 自分の収入源を作りたいが外で働きたくない、ブランド物を買いたい、夫の収入に頼らず自立したい
理想の未来 家で月収30万円を稼げる、自分の力で自由に生活、息子にも「お金の稼ぎ方」を教える、好きな時間で働きストレスフリーな生活

 

ざっとみて思い浮かぶ人物像が変わってきます。

ペルソナ例1の人はメンタルつよつよタイプで子育ても仕事も頑張りたい!お金の余裕はさほどなく、これからの未来に不安を持っている。

ペルソナ例2の人はタワーマンションに住んでいる、品が強めなママ。子育てもお金はかかるが手はかからなくなってきている。お金にさほど困ってはいないが、ブランド好きで生活の質をもっともっとあげていきたい!

このお二人に同じコンセプトで何か強い想いを伝えていくのは難しいのです。
お金の価値観も違うし、子育ての時間の使い方も違う、欲しいと思っているものも違う、もちろん考え方も違う。

だから、ペルソナ設定をすることが
より伝えたい人に伝えたいことが伝わるカギになってきます!

悩み出し100個

伝えたい1人=ペルソナが決まるとその人の解決したい悩みを100個考えてみます。

ジャンルとしては

・育児・子育て

・お金

・夫婦

・働き方

・時間

などの悩みが多いと思います。

ここを洗い出していくと、

この人は何に悩んで、何をしたいのか。
夫婦間に一番悩んでいるのか。
それとも共働きでお子さんと一緒にいる時間が少ないからそれを解決したいのか
それとも仕事先に人間関係に悩んで仕事を辞めたいのか。

それともそのすべてなのか、を書いていきます。

ターゲット

ここまでがとても時間のかかる工程だったと思います。

その1人の人=ペルソナが想像できたら

次はターゲットを決めていきます。

ターゲットとは
円で例えると、円全部です。
ペルソナは
円で例えると中心の1点です。

ターゲットの位置づけはペルソナの方に刺さってほしい。
でもペルソナは世界でぴったりな人はそれほどいない。

どこか一部分でも価値を感じてもらえるように
ペルソナの範囲を広くしていくイメージです。

抽象度を上げるともいいます。

抽象度とは、具体的にしたのをもう少し、抽象的にすること
例:
具体的: 29歳
抽象的なレベル: 25-35歳

【ペルソナ例1】のターゲットを記してみました。

【ターゲット】

年齢 25-35歳のママ
性別 女性
年収 年収0-100万円
仕事 専業主婦か育休ママ
貯金 100万円以下
結婚 既婚
子供 3歳・1歳
趣味 ドラマ鑑賞・お笑い・セルフネイル・セール
性格 楽観的な性格。ママ友付き合いも好きな方ではないが、流されて参加するタイプ
大きな悩み 教育費・自由に使えるお金がほしい。この先社会復帰するのが怖い。在宅で働きたい。社会復帰はしたい
理想の未来 お家でお仕事ができて、すきま時間でもお仕事できる、人間関係に苦しまず、好きな場所好きな時間で月収30万円稼ぎたい

 

コンセプトの最終決定の仕方

ここまでで
ペルソナ設定・ペルソナの悩み出し100個・ターゲット設定が完成しました。

このすべてを見て以下のことを考えます。

誰に?

何を?

どんな未来を届けたい?

私は

誰に?→25-35歳専業主婦・育休ママに

何を?→在宅ワークで月収30万円達成できる方法を

どんな未来を届けたい?→1年でスキルなしから子育て×仕事(キャリアアップできるような仕事)を両立して、30万円稼ぐことができる

これを考え、このコンセプトに至りました!

「社会復帰はしたい!でもパートは嫌だ。
1年後に在宅で月収30万円を目指すママ」

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はとっても難しい内容だったのですよね。
私は当初コンセプト設計が苦手でした。

ですが、やってみると案外、楽しかったり、ペルソナを決めておくと
ブログの趣旨がぶれないで書き進むことができるので
はじめの設計が大変ですが、とっても重要ですのでぜひコンセプト設計にチャレンジしてみてくださいね!

 

ご覧いただきありがとうございました!